メガネのジンノは何が違うの?

 お客様から眼鏡の販売価格の差についてよく聞かれるようになりました。私共で扱う眼鏡は決して低価格訴求をしていません。しかしそれは高い買い物なのでしょうか?メガネのジンノが提供しているサービスについて少し掘り下げてご説明したいと思います。

 
 メガネレンズをメガネフレームに入れる加工も他の産業と同じく機械の自動化が進んでいます。しかし、フレームデザインやレンズの度数には機械任せとはいかない場合があります。
さらにレンズの性能を大切にすると機械化できない部分を職人の手先の感覚で仕上げる「ひと手間」が必要になります。残念なことに職人の「ひと手間」をかけていない、出来ていないメガネ店が増えているのです。
  
 販売スタッフの知識や経験も良いメガネに必要な要素です。お客様が掛けたいメガネフレームにお客様のレンズ度数とお顔の骨格を同時に見極めて最適な組み合わせのレンズをご提案いたします。もちろん予算のご相談にもお応えしながらご提案させていただきます。
このようにメガネのジンノでは皆様の眼鏡を一本づつ時間をかけてお選びし仕上げています。時間をかけていますので薄利多売とはいかないのです。
 もうひとつ私たちが気にしていることがあります。メガネフレームのサプライチェーンの中に「不当な労働」や「買いたたき」があってはならないと考えています。皆様の手に届く眼鏡は携わる人すべての幸福につながっていることをお約束いたします。

 
 

機能も美しさも両立させたいと願って仕上げています

メガネを仕上げたときに目に見える部分は「面取り」と呼ばれるレンズの角を落とす技巧です。この作業は作り手の技量をそのまま表現します。きれいな面取りは触った時に引っかかりがなく、均一な平面で仕上がっています。
面取りの精度がメガネの性能に直結するわけではありませんが、面取りがうまくできていないメガネは他の注意点にも目が行き届かない人が従事し、熟練の職人が検品していなかったと考えられます。

 
では、面取りが出来ていないメガネはなにを見落として加工した可能性があるかです。
それはレンズのカーブとフレームのカーブの反りを合わせること、レンズをフレームに固定する圧力の調整することです。これらの見落としたことが引き起こす欠陥については後述させていただきますが、レンズの見え方や耐熱性能を著しく低下させているのです。

 
 

聞いてもらえなかったクレーム・・・

未熟な加工がもたらした欠陥でレンズの性能が低下している場合、不幸なのはお客様です。
普通に使っていてレンズ表面がひび割れてくる状態を訴えても、使用状況のせいにして取り合ってもらえないケースを耳にします。これは販売員もレンズの性能が低下していること自体に気が付いていないので厄介です。

 
他にもレンズの歪みが見え方に悪影響を与えている場合に不調を訴えても理解してもらえないケースがあります。
優れた眼鏡士は接客の段階からお客様のレンズ度数を考慮し、レンズ選択、フィッティング、レンズ取り付け加工へと進めます。そしてフレームとレンズのカーブを合わせてレンズの取り付けをしておりますので、レンズの性能を100%発揮させているのです。
これからますます機械化が進んでも眼鏡職人は技を磨き、良い眼鏡に仕上げる「技巧」、良い加工方法を見極める「目」を後世に残していくべきであると「メガネのジンノ」は考えています。

レンズの「歪み」をご存知ですか

メガネレンズをフレームに入れる時、サイズが大きかったりレンズのカーブがフレームと合っていないと歪みが生じます。
 メガネ店によってはノーチェックで流通させているのが現状です。メガネのジンノでは全てのレンズに歪みのチェックを行い、メガネを仕上げています。
 

左:歪みがない仕上げ  右:歪みが残っている仕上げ
 

美的センスを共有したい

 


私共で扱う商品の多くは海外からの輸入品です。海外のデザイナーの意図するデザインはレンズのカーブも含まれています。レンズカーブの再現をしないでメガネを仕上げることに大きな抵抗を感じます。メガネのジンノはレンズのカーブもデザインの一部と考えてレンズの選択をお手伝いいたします。
そして、レンズの加工には細心の注意を払い1本1本丁寧に仕上げさせていただきます。
 
 

 

 

作成例

レンズサイズが大きくカーブが強いサングラスを度付きレンズに加工しました。レンズを固定するパーツをレンズの中に埋め込むようなレンズカットを施した作成例です。
 
他店で「出来ない」と断られたサングラスのリメイクに成功しました。

 
 
 

 

選ぶ責任と選ばれる責任 


もしも、買ったメガネが満足な仕上がりでなかったとしたら思い出してみてください。
使うレンズのカーブを知って選びましたか。メガネフレームのカーブを知って選びましたか。顔に合わせて調整することを考えてフレームを選びましたか。
 
これらのことを理解したうえで数多くあるレンズの種類から最適なレンズを選んで組み込むことがプロのメガネ選びなのです。
セルフサービスの店を選んだり、アドバイスをもらえないような店でメガネを買う場合、性能が十分でないメガネを手にすることも仕方ないことだと思います。
セルフサービスの店や低価格販売を競うメガネ店はお客様を裏切っているのでしょうか。それも違います。もともと販売価格にプロのアドバイスや技術は含まれていないのです。