杉本圭 伝統工芸「セル巻き」
Posted 2024年7月8日 by メガネのジンノ
【杉本圭 伝統工芸「セル巻き」】
『伝統と革新』
なんかこの組み合わせカッコいいですよね。
伝統だけが正解でもないし、革新だけが正解でも無い。
それぞれに良いところも悪いところもあるから、それをうまく融合することで本当に良いモノが出来るような気がします。
今日はそんな「伝統と革新」を見事に融合したメガネをご紹介します。
杉本圭
KS-169
46◻︎21
¥59400(税込)
メガネ職人がひしめく街、鯖江の中でもこの技法を習得しているのは
1人しかいないと言われる超希少な伝統技術
【セル巻き】で作られた逸品。
テンプルの付け根、その上下にポツンポツンと立てられた銀色のピン。
そのピンに、薄く伸ばしたセルを引っ掛けて、ぐるっと1周巻きつける。
これが伝統技法
「セル巻き」
文字にすれば1行で終わってしまうので、簡単かと思いきや、いざやってみると激ムズなんでしょうね、、、
だから、
1人しか出来ないんですよ。
似たようなスタイルでも、ピンに引っ掛けずにメタルにセルを接着して作るタイプのセル巻きはもうちょっと作れる人がいるっぽいですが、接着なしの本気巻き付けで作られているのが伝統技。
まさに絶滅危惧種。
今の時代は3Dプリンターでもメガネが作れちゃうほどのテクノロジーはありますが、そこで敢えて伝統の職人技に目を向けるあたり、杉本圭らしくて好き。
ただ、伝統だけで昔ながらのモノづくりをしていたら、掛け心地や耐久性も一昔前のクオリティになってしまいます。
そこで、
随所には最新の機構を持たせることで、伝統を味わいつつも快適な使用感が楽しめるように作られているのがこのモデルKS-169の良いところ!
ヒンジには2段階でバネが効くような独自のパーツを採用し、顔への圧迫を最適化。
可動域も抜群。
バネヒンジだけならそんなに珍しくはありませんが、このモデルはさらに一歩進んだパーツも採用されてます!
それがノーズパッド!
ノーズパッドも硬いチタンの先に
弾力性のあるチタンを組み合わせることで、鼻に対する圧力も分散!!
このパーツは個人的にもかなりオススメしたい!
このパーツがついていると、鼻の負担めちゃ減ります!!
メガネが落ちてこないようにしっかり目にフィッティングしても鼻が痛くなりませんよ^^
伝統のセル巻きを現代の技術で最高に掛けやすくした最新モデルKS-169
カラーは4色
グレーデミ×ガンメタ
ライトブラウンデミ×ゴールド
マットネイビー×マットシルバー
ブラック×シルバー
「伝統と革新」
このメガネが楽しめるのはあと何年だろうか。
メガネ好きの皆様、ぜひお試しください。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。