999.9のひとつ上。
Posted 2025年1月13日 by メガネのジンノ
【999.9のひとつ上。】
今やなんでも
『二極化』の時代。
例えば服で言うと、1万円以下で買えるダウンジャケットもあれば、30万40万を余裕で超えてくるような高級ダウンもある。
時計だって数千円で買える物もあれば数億円するような物もある。
別にどちらが正解って事は無く、それぞれの人の価値観で決めたら良い話ですが、当然高価な物の方が手の込んだ作りや希少な素材が使われている事が多い。
メガネも例外ではなく、1万円以下で作れるようなものも多くある世の中ですが、メガネのジンノにお越し頂くお客様は、そう言ったものを求めて来られる訳では無く、しっかりした品質があり手の込んだ作り込みが施された上質なメガネを求めて来てくださるので、それに応えられるような商品セレクトを心掛けています。
このような二極化の世の中ですから、我々小売店だけでなくメーカー側もコスト重視ではなく品質重視の商品で勝負してくる事も増えます!
1995年に誕生し、メガネのオンリーブランドしてかれこれ30年続けてきた999.9もまた、時代に合わせたコレクションを生み出して来ました。
それが
【ハイエンドライン】
今までの999.9が培ってきたノウハウを活かしつつ、さらに各所のディテールをこだわり抜いて作られたシリーズは「価格」ではなく「価値」に焦点を当てた本物思考の方向けのコレクション。
まさに弊社お客様のニーズにも合っていると思い採用いたしました!
このハイエンドラインは昨年からスタートしました。今まではメタルフレームののみの展開でしたが、今季から初のセルフレームも登場しましたので今日はそちらをご紹介します!
NP-02H
50◻︎21
¥85800(税込)
パッと見た印象としては、派手派手しい感じなんかは一切なく、999.9らしい落ち着いたスタイルですが、各所のパーツや作り込みが通常モデルとは一線を画す仕様になっているのでそれらをひとつずつチェックしていきましょう^^
まずは
【生地の厚み】から違いまして、、、
今作は
8ミリの肉厚生地から切削されているので、
重厚感が違います!
昨今は、高級メガネのひとつのスタイルとして「肉厚」ってワードが注目されていますので、このハイエンドラインもしっかりその流れに乗ってます。
やはり、肉厚な生地を使用するだけで原材料コストや制作コストは増してしまいますので、安価なメガネでは真似しづらいディテールと言って良いでしょう。
また、横顔では生地の厚みに加えて、ハイエンドライン専用のメタルパーツの装飾も加えることで、高級感を一気に高めてくれてます。
これも通常のモデルと比較すると結構印象が違うことが分かります。
こんな感じで、チタンパーツの有無で印象の差は大きい。
実際にかけた際も、このアクセントがあることの意味は大きいと感じますね^^
そのほかの部位もどんどん見ていきましょう。
続いては鼻元。
今や高級メガネの必需品とも言うべき
チタンパッドももちろん装備。
ただチタンパッドを取り付けるだけでなく、クリングスの
土台からチタンで専用設計されてます。
この土台ごと作るかどうかも大きな違いがあるので、通常モデルと比較しましょう。
通常モデルだと、台座は無しでそのままセルに埋め込んでいるパターンが多いですが、ここもハイエンドだと見栄えも強度もワンランク上。
続いてはフロントの蝶番周りを見ましょう。
蝶番は、手間とコストはかかるが強度が高まる
「カシメ」式にて固定。
セルの中にピンが透けて見えますよね?このピンで裏と表のパーツを繋ぎ止めることで、より強固な固定力を発生させてます。
日本の伝統技法の一つで、安価なメガネではまず採用されることのない仕様です。
999.9でも通常モデルは、ある程度の数を量産しないといけないので、量産向きな「埋め込み」式にて作成するのが通常。
これは、熱で蝶番パーツをセルに埋め込む方法で、今や主流ともいう技法ですが、「カシメ」の方がよりハイクラスと呼ぶに相応しいので、そこにも拘ってます。
フロントデザインの一角を担う鋲もハイエンドライン専用の上質なデザインを採用。
小さくて見にくいですが、固定するためのネジも通常のプラスネジじゃないんですよ!
星型の特殊ネジが使われています!
こう言う細かいところもしっかり仕上げてくるのがハイエンドライン。
通常ラインのプラスネジと比較するとやっぱりオーラが違って見えますよね^^
このように各所のパーツが全てアップグレードして作り上げられたハイエンドラインは手にした喜び、満足度も格別でしょう。
分かりやすい派手さではなく、本当に隅々までこだわり抜かれた「本物」をお求めの方にぜひご提案したい1本です!!
カラーのバリエーションは全5色。
全色仕入れましたのでご覧ください。
ブラック
クリスタルスモーク
ライトビール
クリアイエローデミ
クリアグレーデミ
ハイエンドラインに相応しい上品なカラーのみでの展開です^^
きっと読者の皆様の中にも会社内でそれなりの立場にいらっしゃる方も多いと思います。
立場が上がったなら、身に付けるもののレベルも合わせて上げていきましょう。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。