「高いメガネ」と「良いメガネ」って同じこと?
Posted 2017年12月15日 by メガネのジンノ
いつもはメガネの話と併せてくだらない日記的な事を書いておりますが、たまには
真面目なメガネ屋やってるんだぞ!!
メガネのジンノに任せれば安心なんだぞ
って感じのちゃんとした記事も書かないとなーなんて思うわけですよ。。
なので今日はちょっと堅苦しいかもしれませんが真面目な話します!!
ただ、
エンドユーザーの皆様にとっては有益な情報だと思いますので是非とも読んでくださいね!
この記事を書こうと思ったきっかけは、先日のとある出来事。。。
お客様「偏光レンズ作りたいんですが、今使ってるこのフレームに付ける事出来ますか??」
お手持ちのフレームを拝見すると、そこには既に偏光レンズが入っていた。
よくよく話を聞けば、他店様にて偏光レンズを入れてもらったが、
どうも調子が悪いので交換したい。とのこと。。。
調子が悪くなる原因は何だろう??
と思いながらメガネの状態を確認。。
すると、、、、
これは、レンズに歪(ひずみ)が無いか調べる装置。
後ほど別の画像を載せますが、
これはかなりの歪が入った最悪の状態。。
こんなに歪んでいては見にくくなるのは当然。。
このような現状を目の当たりにすると本当にエンドユーザーが可哀そうに思える。。。
ちなみに
こうなる原因は
作り手(=メガネ屋)の技量不足
がほとんど。。
中には、保管方法が悪く、フレームやレンズが変形しててこうなるケースも有りますが、
それは極々稀な事。。
基本はメガネ屋のせい。。
今回のケースも、レンズを外してみたらすぐに原因はメガネ屋にあると分かりました。。
まず
フレームのカーブとレンズのカーブが一致していない。
それから、
レンズを削る際のサイズが大きすぎる。
他にもいくつかの原因が積み重なっている訳だが、
そんな事で良いメガネが出来るはずもない。。
じゃあメガネのジンノで作ったらどうなる訳よ??
お見せしますよ。
これが歪の無い正しい加工です。
違いは明らかです。
これをやって初めてレンズの性能をフルで感じて頂けるのです。
むしろ、
これをやることが当たり前なんです!
なのに、世の中には「当たり前」が出来ていないお店が多いのも事実。。。
レンズ加工だけではありません。
検眼やフィッティング
も同じです。
つまり
どれだけ高価なレンズ・どれだけ高性能なレンズ・どれだけ立派なフレーム
を買ったとしても、その性能を
生かすも殺すもメガネ屋次第
高い金額を支払ったからと言え、作り手にそれ相応の技術がなければ何の意味もない!!
今や、ハイテクな機械もたくさんある便利な時代。
メガネもある程度は機械任せで作れるようになっている。。
しかし、まだまだ人の手で仕上げなければ完璧にはならないのもまた事実。
本当に良いメガネ
本当に価格にあった性能を感じられるメガネが欲しいなら
1番大切なのは
お店選びです!!!
同じフレーム、同じレンズを購入しても作り手の技量ひとつで結果は大きく変わります!!
ちなみに、
メガネのジンノは、スタッフ全員実務経験10年以上、また「SS認定眼鏡士」の資格を有した精鋭揃いです。
正しいメガネは正しいお店で!!