新作を店頭に陳列する前のルーティン？ZEAL新作・VEGA編

Posted 2020年5月20日 by メガネのジンノ

皆様こんにちは！アウトドア担当の飯田です。

まずは業務連絡

当面の間、営業時間が　11：00～19：00　となりますのでお願いします。

さて、アウトドア担当ながらステイホームでサングラスの情報発信が出来ていないことが残念でなりません！

きっと６月は！と夢見ていますがどうなりますやら。

そんな折、ZEALの新作が届きましたので、いつもと違った切り口でご紹介したいと思います。

新作は　VEGA　

展示会では販売予定価格11,000円（税込）でしたので、半信半疑でしたが本当にこの金額で仕上げてきましたね！

コスパすごすぎます。

メガネのジンノでは品質が良くなければ店頭に陳列しませんので、今回納品されたVEGAはTALEXレンズ搭載の試作の大役を担ってもらいます。

↑　レンズを外してレンズが収まる溝の深さと形状を確認します。

長年、眼鏡を扱っていますと「コストの掛けどころ・手の抜きどころ」みたいなものが見えてくるんです。

VEGAの安さ（ユ〇クロのサングラスに比べたら十分高価です）の理由を自分なりに見つけたい。手抜きだとしたらお客様には勧めない！

答えはまだ出ない．．．

↑　３D計測のデータとカタログ数値を確認します。

↑　試作1回目　

TALEX専用の歪計で目に見えないレンズの圧迫を見ています。この状態は不合格。

レンズのカーブとVEGAのカーブが合っていない状態と見ました。

↑　試作３回目

合格ラインに持ってきました。

修正ポイントは秘密ですが、予想していた通りでしたので販売にもGOサインが出せました！

より多くのお客様によりZEAL製品・TALEXレンズを体感してほしいので、VEGAの価格戦略は納得いたしました。が、コスト削減と妥協が紙一重のところに来ていますのでメーカーには初心を大切にしてほしいと思います。

「コストを下げた分、最後の修正はメガネ屋さんでやってね」ということだと解釈しましたので、メガネのジンノは「大丈夫！任せなさい！」と引き受けます！