メガネの生地、鯖江に行きました!
Posted 2023年7月16日 by メガネのジンノ
【メガネの生地、鯖江に行きました!】
世界が認めたメガネの生産地として有名な鯖江に工場見学などの視察に行ってきましたのでその旅行記を^^
と、その前にお礼から!
横浜から片道4時間くらいかけていつもご来店くださるY様にお土産をいただきました!
しかもわざわざスタッフの人数分持ってきて下さって感謝感激!!!
いつもお気遣い頂きありがとうございます!!
更に、
JACQUES MARIE MAGEを
4本まとめてオーダーまでしてもらって喜びハンパなしです!!!!!
完璧にお仕上げしますので今しばらくお待ちくださいませ^^
さぁ、見たい人がどれだけ居るか分からないですが、私の
鯖江旅行記はじまりはじまり🎵
意気揚々と出発したのは、7/13。
目的地福井の天気は雨。。
それも災害警戒レベルの雨らしい。
とは言え、予定もあるので出発。
当然のように降り頻る雨の中、高速を飛ばしていましたが、トラブル発生。。
敦賀より先、通行止め。。。
仕方なく敦賀で降りて下道で向かう事にしましたが、まーーーーー混む。。。。めちゃくちゃ混む!!!
敦賀から鯖江までで2時間以上かかりましたよ。泣
イライラしながら渋滞にハマってましたが、途中立ち寄った道の駅から眺めた景色に癒されましたね^^
やはり大自然はいいね!!
気持ちもリフレッシュして何とか鯖江に到着。
福井での旅路は杉本圭の社長にアテンドしていただき、まずはミーハー心を満たすためにここに。
メガネミュージアム^^
中ではメガネの販売とか、歴史の勉強ができます^^
目の前のベンチもメガネデザインw
メガネミュージアムが最たる目的ではないので、早々に終わらせて移動。
次は工場見学^^
と、その前に腹ごしらえ。
福井といえば、ソースカツ丼!!
ソースカツ丼と言えばココだと言うことで行ってきました。
ヨーロッパ軒!!
雨の平日にも関わらず結構混んでましたねー。
人生初のソースカツ丼^^
想像通りの味といえばそんな感じでしたが、ぺちゃんこの肉が名古屋とは全然違うなーと感じるところでしたね。
お腹も満たされたので、メインの工場見学!!
まずは、セルフレームの加工工場から。
大量生産をするための工場ではないので、1本1本丁寧に仕上げる機械がたくさん並びます。
見本の金型通りにセルを切り出すマシン。
蝶番パーツを埋め込むマシン。
ガラと呼ばれるマシン。
この洗濯機みたいなやつに木のチップを入れて、そこにフレームを入れて回すとセルにある程度艶が出ます。
ガラで艶が出るとはいえ、最後は職人がバフで1本1本磨いて仕上げることで、深く美しい艶が生まれます。
バフは目の細かさが何種類もあるので使い分けながら美しさを追及します。
実際に作業の様子を見ましたが、何度も何度も艶の具合を確認しながら仕上げていて手仕事の奥深さを目の当たりにしましたね。
どれだけ機械化が進んでも細かな調整は職人の手作業にて行われます。
この技術力が鯖江の誇りなんでしょう。
セル工場の後は、メタルパーツの溶接(ロー付け)を専門で行う工場へ。
写真でどこまで伝わるか分かりませんが、かなり細々とした機械です。
ロー付けする部品に合わせて1回1回細かな角度などの調整を行い、最適な位置でロー付け出来るようにセッティングします。
この調整もまた職人の感覚が生きる部分でもあります。
鯖江のメガネは基本的に分業で作られるので、それぞれの職人が自身の強みを最大限に発揮させたパーツの集合体で成り立ちます!!
ロー付け工場の後は、パーツの生産工場へ。
ここでは、メガネに必要な様々なパーツが作られます。
画像は過去に制作したというブリッジパーツのサンプル。
こんな感じで無数のパーツがファイリングされていました。
これはプレス機。
何トンもの圧力でメタルにプレスをかけて金型通りに整形します。
昔は安全装置も付いていなかったので、このプレス機に指を挟まれて失った人も多いとか。。怖
大小様々な金型が存在します。
これを作るのもまた大変らしい。
企業秘密の部分もあるので全部はお伝えできませんが、メガネが出来上がるまでにかなり多くの人の手が関わってますし、その全てに職人の技術が生きてるんだなーって感動しました!!
世の中には大量生産に特化し、人間の技術介入の不要なメガネもありますが、
職人技が生きた鯖江メガネはやっぱりイイなと思いました^^
メガネのジンノにはそんな鯖江メガネがたくさん並んでますのでぜひお試しください^^
翌日はメーカーの人と、工場の人と一緒にゴルフしてきました^^
ちゃんと仕事したご褒美でしょうか、いいスコアが出ましたw
帰りは有名なSABAE看板を横目に愛知に戻ってきました^^
思ってたより福井は近かったのでメガネ好きの皆様も一度訪れてみてください🎵
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。