MASUNAGA/K三 『RINDO』
Posted 2023年6月26日 by メガネのジンノ
MASUNAGA/K三 『RINDO』
巷で話題沸騰中の新型アルヴェル。
皆さんはどちらの顔つきがお好みでしょうか??
私はエクステリア的にはアルファード派なんですが、インテリアはヴェルファイアのブラウンレザーバージョンが好き。
コレがヴェルファイア専用色のブラウンインテリア。
個人的にはアルファードがブラウンインテリアの方が良いんじゃないか?と思うところですが、なにかメーカーの思惑があってこの展開にしてるんでしょうねー。。
そんな個人的要望はさて置き、このクラスのミニバンの完成度はやっぱり日本車が強いですよね!!!
アメリカやヨーロッパの車でもここまでの完成度でミニバン作れるメーカーは無いでしょ!!
なにかと日本の産業はバブル期以降、衰退気味だと言われますが、まだまだ
日本製の強さが活きる産業もたくさん有りますよね!!!
日本製が高く評価されているの産業のひとつに
『メガネ』も入っております^^
MADE IN JAPAN、MADE IN鯖江のメガネは
世界で1番とも言われる程に優れた逸材です!!
そんなMADE IN鯖江の地位をここまで高めたのは、1905年に鯖江の地にメガネ産業を誘致した
増永眼鏡の功績があまりにも大きい。
今年で創業118年を迎える同社は社是に
『当社は、良いめがねをつくるものとする。出来れば利益を得たいが、やむを得なければ損をしてもよい。しかし常に良いめがねをつくることを念願する』
を掲げ、徹底して良いメガネを作り続けて来ました。
そんな増永眼鏡が高田賢三氏が立ち上げた海外のデザインチーム『K三』とタッグを組み、新たに世に放ったコレクション『MASUNAGA/K三』は
MADE IN 鯖江のクオリティをフルで感じたいメガネファンの心を掴もうとしています!!
今日ご紹介するモデルもまた、
鯖江の本気が垣間見れますので是非最後までお付き合いください^^
MASUNAGA/K三
RINDO
47□22
¥80300(税込)
パッと見、めちゃくちゃシンプルなメタルの丸メガネにも見えますが、実はかなり細かい細工が施された
玄人好みの逸品に仕上がっておるんです^
最もすごいのは
リムが二重になってるって事!
このカラーで言うと、ゴールドの部分とマットブラックの部分が二重なんですが、その二重にする技法が凄くて、、、
分かりますかね??
マットブラックのリムはただ単にゴールドリムの内側に挟み込んである訳じゃなくて、後ろから回り込んで、ゴールドリムの内側に入り込んでるんです!!
言葉で言うとなんか伝わりにくい気もしますね。笑笑
一般的には二重リムを作る場合、こんな後ろに回り込むなんて作業することはまず有りません!!!
しかし今作『RINDO』のように、内側に来るリム(この場合マットブラックの方)をブリッジの後方で繋げる事で、ブリッジ自体もめちゃくちゃ立体的に仕上がってカッコいいですし、前から見た時と、後から見た時でカラーが全然違って見えるので洒落っ気がスゴイ!!!
更にはMASUNAGAお得意の細かすぎる彫金で、全体の質感を格上げ。
カラーの違いによって与える印象も随分変わります^^
テンプルの造形もカッコいいなー。
リムの側面の彫金仕上げも抜かりなし。。
全3色の展開で、それぞれ前から見た時と後ろから見た時で色味が全然違うので、前後ろの画像をご覧ください^^
マットゴールド&マットブラック
ガンメタ&ゴールド
アンティークシルバー×ガンメタ
ここまで緻密な構造っを可能にしているのは増永眼鏡が
自社一貫生産の工場を所有しているから!!
多くのブランドは分業制でメガネを作る為、複雑な機構は下請け工場によっては煙たがられることも多々あります。。
しかし、自社一貫生産が可能な増永眼鏡は複雑であっても完璧に仕上げることが出来ますし、外部委託していないのでコストも最小限に抑えられ、ここまでの構造物でもアンダー10万円で出来ちゃうんでしょうね。
アッパレ、MADE IN鯖江!!
是非お試しください。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。